テーマ
テーマ1:「災害犠牲者対応に向けて準備しよう」
テーマ2:「聞こう!語ろう!歯学部学生にむけた「虐待」に関する教育」
目的
テーマ1
テーマ2
日時(予定)
会場
日本大学歯学部本館 (実施場所は後日発表)
(〒101-8310 東京都千代田区神田駿河台1-8-13)
研修概要
テーマ1
東日本大震災の際には、約2,600名の歯科医師が身元特定にあたりました。今後30年以内により大きな被害が予想される南海トラフ地震では、数万名の歯科医師の動員が必要と言われています。身元確認作業の迅速かつ適切な対応ができるよう、日頃からの訓練が大切です。
本研修は、災害犠牲者対応の注意事項を理解し、歯科的個人識別に必要な口腔内写真撮影の方法を身につけていただくことを目的としています。普段から使用しているデジタルカメラで口腔内写真の記録を作成する一連の作業に取り組んでいただきます。本研修は実習形式のセミナーで、参加者が随時、インストラクターからフィードバックが受けられる体制を取っております。
タスクフォース(敬称略、五十音順):
大谷真紀(秋田大)、葛城梨江香(新潟大)、久保勝俊(愛知学院大)、熊谷章子(岩手医科大)、斉藤久子(東京科学大)、鈴木敏彦(東北大)、坂東李紗(厚生労働省・京府医)
テーマ2
虐待対応における歯科医療従事者の役割の重要性が社会においても知られるようなりました。最新版の歯学教育モデル・コア・カリキュラムにおいても、虐待に関する項目が挙げられています。日本法歯科医学会教育委員会では2023年に国内29歯科大学および大学歯学部の歯科法医学教育の実態についてアンケート調査を実施した結果、「虐待」については、全29校中18校でその教育を学内の教職員が担当しているという回答を得ています。その一方で、委員会内では、他大学での「虐待」の教育実態を知りたいとの声もありました。
そこで、今回の研修会では、大学で歯科法医学教育を担当する演者の先生方に、それぞれ虐待に関する教育内容・状況をご紹介頂きます。その内容を踏まえ、参加者の皆様とともに虐待対応に必要な学部教育の内容や日頃の疑問点について意見交換を行う予定です。
予定演者(敬称略、五十音順):
石井名実子(国福大)、岩原香織(日歯大)、岡広子(広島大)、山下裕美(長﨑大)
募集対象者
テーマ1
テーマ2
定員
本研修会は、定員となり次第、募集を締め切りとさせていただきます。
定員に達した時点で、申し込みされた方全員に、改めて委員会より参加の可否を連絡させていただきます。
テーマ1:12~13名程度
テーマ2:30名程度
申込締め切り日
令和7年5月9日(金)まで(定員制、先着順)
申込先
第19回日本法歯科医学会 学術大会HP内、教育委員会主催研修会より入力してください。
受講料
無料